先日、個人企画で応援している飲食店のマーケティング支援に繋がるイベントを開催してみました。
まさにAMNの提唱しているアンバサダーマーケティングイベントになったなーと思いましたので、別に秘密では無いのでココに実際のところをまとめてみます。

  • イベント
12/09:築地登美粋の新サービスプレオープン試食会 (プライベート企画)
https://www.facebook.com/events/258069101011890/
Photo:2013-12-30_Life Log Book_【Event】飲食店応援企画 鯨アイスのイベントやってみました!-01 By:logtaka
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  • きっかけ
そもそものきっかけは、、、、
いつもランチ、その他で御世話になっている築地場外市場の鯨専門店の登美粋さんの代表の松本さんから言われた一言からスタートしました。

松ちゃん「タカさん、スイーツやるんですよ。スイーツ。」
タカ「は??鯨パフェでもやる気?(笑)」
松ちゃん「アイスというか、ソフトクリームというか、、鯨のソフトとかシラスとか、、、、トッピングなんかも築地っぽい感じで、、かつお節とか?」
タカ「なんじゃそれ。美味いの?」

それから相談スタートです。
ブロガーイベントやってみません?と、持ちかけてみました。
なんとなくいろんな理由からうまく行きそうな気もしたので、かなり強引でしたが、スケジュールも調整して企画してみました。


  • ブロガーイベントの企画検討
-概要-
新商品(新サービス)のお披露目イベントとして、試食会と明確に打ち出して無料で楽しめるイベントとする。
ステルスマーケティングと思われないように明確にプレオープン試食会として、純粋に皆さんに楽しんで頂き率直な意見、改善提案になる意見などを頂戴する事を目的とする。


-ターゲット-
今回は紹介したいものが食べるものであること。

最初に思いついたのは私の活動のメインでもあるグルメ系ブロガーの皆様に体験して頂いてご意見を頂きたいな。と。

加えて、スイーツ寄りなこと。

スイーツは、あまり私の普段の活動にはそぐわないのですが、女性ブロガーの皆さんにも体験頂いてご意見を頂きたいと。

そして、もちろん普段から仲良くさせて頂いているブロガー、ブロガーを問わずの皆様にもの体験頂いてご意見を頂きたいと。

コアなターゲット層的にはこの辺りを想定していました。

-参加頂くための工夫-
私が普段やっている呑み会やイベントは、20時や21時スタートなど遅めの時間帯からのものが多いのですが、今回のターゲット層でもある女性ブロガーの皆様はいろいろなブロガーイベントに顔出していたりする方が非常に多いようです。
また、お話させて頂いていると、主婦や女性のブロガーの多くは、日中もイベントや体験会などに精力的に参加されている方が多く、夜のイベントは早めスタートで早々にお帰りになりたい方が多い様な気がしていました。

また逆に本業がお忙しい私のようなサラリーマンブロガーも多くいらっしゃいますが、こちらはまたお仕事を片付けてからいらっしゃるのでスタート時刻が遅い方が好ましい方々も多いような気がしていました。

以上の理由から、今回のイベントでは、スタート時刻を18時とし、終了予定時刻を21時頃と少々長く設定しました。
また、拘束時間などは原則無くし、3時間の開催時間のうち10分程度でも参加頂ければ体験出来ます。とアナウンスをし、他のイベントへ参加する前に立ち寄って頂く、または、他のイベント終了後にも立ち寄って頂けるように企画をしてみました。

多くの女性の皆様は、会場までの道に迷われる方が多い様な気がしました。
今回の会場は築地場外市場の入り組んだ路地の一角にあります。
慣れた方であれば問題無いのですが、若干の不安がありましたので、お迎えにあがる企画としてみました。
築地四丁目という晴海通りと新大橋通りがぶつかる大きな交差点があるのですが、築地駅でも築地市場駅でもはたまた銀座、勝どきエリアからもアクセスがし易い場所で非常にわかりやすく、かつ、コンビニのある場所を待ち合わせ場所として3回お迎えに上がることとしました。
これにより、道に迷って辿りつけなかったり困った方は非常に少なかったのではと思われます。

もともと、登美粋の松本さんとは、鯨の串かつを始めとした鯨料理と、ビール、ハイボールの無料提供の交渉と調整もしてありました。
しかしながら、そのことを事前案内に書くとそちらを目的に集まってしまっても本来の目的とは異なるので、そのことについては事前の案内には明確には触れないようにし、当日のサプライズ的な位置づけとしておきました。

しかしながら、イベント案内の最後に、普段、私とよく遊んでいる方はうすうす気づくであろう一言を付け加え、そういう皆様の誘引にも寄与したかと思います。

直接的なお誘いは、イベントなどに積極的に参加されている女性ブロガー系の皆様と、その他ブロガー、発信者の皆様に大きく分けて、Facebookメッセージを使って直接のお声がけをしました。

本来ならば、BCCなどでご連絡差し上げたいところなのですが、多くの皆さんがコンタクト自体は秘密にはされていないので、同報でご連絡をさせて頂きました。
逆に今回はレアケースではありますが、同報で参加の返信をお送り頂けた方もいらっしゃいまして、逆に、あの方が参加するならば。という参加誘引に繋がった可能性もあるかと思います。
この方法については賛否両論あるのと注意が必要なので今後も気をつけたいと思います。

-書いて頂くための工夫-
対象がソフトクリームの形状でした。
味が7種類ほどありました。

多くのブロガーの皆様の気持ち的には、、
・出来れば全て体験してみたい。
・出来れば綺麗に写真を撮って記事に載せたい。

こういう気持ちがあるはずと予想して、当初、コーンでの提供しか出来ないと頑なだった登美粋の松本さんを説得して、
・和風の小鉢でもいいので自由に試食出来るように出して欲しい。
・見た目重視のコーンスタンドみたいなのを用意して撮影用にして欲しい。
Photo:2013-12-30_Life Log Book_【Event】飲食店応援企画 鯨アイスのイベントやってみました!-02 By:logtaka
Photo:2013-12-30_Life Log Book_【Event】飲食店応援企画 鯨アイスのイベントやってみました!-02 By logtaka

という要望をしてみて受け入れて頂けました。

これにより、好奇心旺盛な皆様はいろんな味を楽しんで頂けたと思いますし、コーンスタンドに差し込まれたソフトクリームを撮影した方もいらっしゃったと思います。

ただ呼んで食べて頂くだけでは、なんとも難しいので、解説用のペーパーを用意頂きました。
会場の入口でそのペーパーを配布して持ち帰って頂き、記事を書く際の元ネタにして頂ければと思って御用意してみました。
Photo:アイス試食会配布物 By:logtaka
Photo:アイス試食会配布物 By logtaka

全体的に長い会にはなりますが、あまりダラダラしてしまうのは、望ましくないので1時間に1回、合計3回にわたって、私からの簡単な挨拶と、登美粋の松本さんからの今回の新サービスの概要紹介、意気込み、そして母体の鯨料理の店について簡単なプレゼンテーションをして頂きました。
こちらの内容を題材に記事を書いて頂いた方もいらっしゃったようです。

-イベントとしての工夫-
こちらは登美粋の松本さんが以前からやられていた手法ではありますが、プレスリリースを準備して、いくつかの箇所にお送り頂きました。
Photo:くじらのアイス屋さんリリース By:logtaka
Photo:くじらのアイス屋さんリリース By logtaka
そのプレスリリースから、みなと新聞さんから取材がいらしていて、記事になったようです。
Photo:みなと新聞さんのクリップ By:logtaka
Photo:みなと新聞さんのクリップ By logtaka

  • 生み出した効果
-ブログ記事、SNSへの紹介-
参加頂いた皆様の総数はこちらのカウントで65名程度になりました。
Facebookイベントのカウントは約50名でしたが、お友達をお連れ頂いたりすることも歓迎してお答えしていたので、そのくらいの人数になりました。
登美粋の松本さん調べで、鯨アイス関連の紹介記事が40件以上は確認出来ているそうです。
Facebookイベントへのリンク貼り付けを呼びかけてみたところ多くの皆さんは書き込んで頂いたのでそちらを参照頂いても状況はわかるかと思います。

私と同じくAMNパートナーブロガーの皆様や他の人気ブロガーの方も多く参加頂いたので、コメントやSNS発信を見ていると多くの皆さんの反応も頂けていたように見えます。

-鯨料理への展開-
今回のイベント参加、またはSNS参照により、登美粋の事を知り、早速夜営業の予約をされている方もいらっしゃいました。
また、イベントでアイスを楽しんで頂いた際に少し試食頂いた鯨料理が気になり、すぐにランチタイムに再訪して食事をして頂いたお客様も何名かいらっしゃったそうです。

-メディア露出-
元々年末時期の築地は話題性豊富でメディア露出はあるのですが、
アイス関連でテレビ朝日系、フジテレビ系のテレビ取材が入ったそうです。
その後もTBS、ニッポン放送とコンタクトが続いているそうです。
Photo:2013-12-30_Life Log Book_【Event】飲食店応援企画 鯨アイスのイベントやってみました!-03 By:logtaka
Photo:2013-12-30_Life Log Book_【Event】飲食店応援企画 鯨アイスのイベントやってみました!-03 By logtaka

  • 今後について
上記の一連の流れを参考にして頂き、自ら工夫して実践して頂ける方は是非実践してみてください。
もちろん、この様な企画をするためにはそのお店、企業、ブランドへの愛というか深い関係が必要不可欠でありますので誰でも出来るものでは無いとは思います。
しかしながら、自分が好きな店にお友達をお誘いして食事に出かけることだって、ある意味アンバサダーマーケティングに繋がる活動だったりすると思います。
誰もが発信出来る昨今の状況。
興味を持てる方は是非一緒に楽しみませんか?


鯨の登美粋
http://www.e-kujira.net/
鯨のアイス屋
http://www.kujira-ice.com/
築地記録帳
http://tsukijilog.exblog.jp/
ハンバーガーログブック
http://logtaka.com/